誇るべき同級生
名もない群馬の高校。
そこで、知り合ったんだ。
高校を卒業して今年で9年目。
それまで一切の連絡も取らずに
全くもって会うこともなしに、お互い生きてきた。
彼はオレの貸した"エースコンバット2"を持っている。
合コンとかで、よく会場になってたオレの家にいた。
彼はトイレで女の子と2人で閉じ篭った。
誰もトイレのドアを開ける人はいなかった。
が、沈黙を破るべく開けた人がいたのだ。
父だ。
トイレは家に一つしかない。
開かずの扉を開けてしまったのだ。
父は沈黙。
次の日の朝、激怒。
彼はいない。
そんな彼が家から3分もしないとこに住んでたのだ。
オレが引っ越して約半年。
彼は約8年。
互いに、いろいろな人生を歩んできたよーだ。
そんな彼と沼袋で飲んだ。
昔の記憶を辿りながら、朧げな記憶の彼方に見え隠れする
昔の彼を照らし合わせながら、今ある存在を知ろうとする。
過去に見えるその存在を手探りで探してるのに
今ある存在に驚き、酒を手に取り、今ある自分と見比べてしまう。
人生とは面白いものだ。







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